解説リファレンス|基礎
判断・理由・指示の3点セットを軸に、情報整理から行動指示までを高速に組み立てる枠組みを整理する。
第 6 章 / 全 12 章
答案を「判断+理由+指示」の3要素で組み立てると、読み手が次の行動を確認しやすい。
| 要素 | 書くこと | NG例 |
|---|---|---|
| 判断 | 優先度ランクと結論を明示 | 「検討します」で終える |
| 理由 | 重要度・緊急度・影響範囲の根拠 | 感情論や個人意見だけ |
| 指示 | 担当者・期限・報告方法 | 誰に何時までかが不明 |
型に当てはめて書くことで、案件ごとの考慮抜けを防ぎ、書く速度と内容の安定を両立できる。
不確実性が高い案件は、確定的な判断ではなく「現時点では○○の方針で進める。N日後に再評価する」と仮判断+再評価条件を示す。何も決めない答案より、次に確認することと判断の時期が伝わる。
次の案件を判断・理由・指示の3点で書く。情報が足りない点は、仮判断と再評価の時期を示す。案件:新しい会計システムの導入時期について経理課から意見を求められた。今のシステムの保守は来年3月に終わる。
判断:来年1月までの導入を目指す方針で進める(仮判断)。理由:保守の終了後に障害が起きると業務が止まるため。指示:経理課と情報システム部に、移行に必要な期間と費用を来週金曜までに見積もってもらい、その結果で導入時期を見直す。