本ページは代表ケース035を題材に、インバスケット試験で頻出する「予算承認・経費申請」(パターン10・難易度初級)の判断・指示・委任のポイントを、単独URLで体系的に学べるよう構成しています。
想定読者は管理職昇進試験などで「予算承認・経費申請」型の案件処理を訓練したい社会人です。本ケースを通じて、緊急度×重要度の判定、関係者への指示、報告タイミングの設計など、採点6軸(判断力・統率力・問題分析力・計画組織力・対人関係力・主体性)に直結する行動を学べます。
総務から「部署メンバーの名刺残数が少なくなっている。発注希望者は今月末までに連絡を」とアナウンスがあった。納品まで2週間を見込む。
登場人物:鈴木主任
関係部署:総務部
テーマ分類:定型事務
名刺発注のような経費・備品系アナウンスはパターン10の典型で、自分で抱え込むと本来注力すべき重要業務の時間を侵食します。業務影響は軽微なC優先案件なので、空き時間にメンバーから必要数を簡潔な様式で取りまとめ、月末期限と納期2週間を見越して総務へ一括依頼するのが効率的です。発注後の受領タイミングをメンバーへ周知するところまで段取りに含めておくと、後追いの問い合わせを未然に防げます。詳細は ref/chapter08-case-patterns.md「パターン10 経費・備品」を参照。
判断:Cランクとして月末までに必要数を取りまとめ、総務へ一括依頼する。
理由:定型事務で業務影響は軽微、ただし期限と納期2週間を踏まえ後回しにし過ぎないようにするため。
対応:自部署メンバーに必要数を簡単な様式で確認し、月末前に取りまとめて総務へ一括発注依頼する。発注後は納期2週間を見越し、メンバーへ受領タイミングを共有する。