本ページは代表ケース016を題材に、インバスケット試験で頻出する「業務改善提案」(パターン11・難易度中級)の判断・指示・委任のポイントを、単独URLで体系的に学べるよう構成しています。
想定読者は管理職昇進試験などで「業務改善提案」型の案件処理を訓練したい社会人です。本ケースを通じて、緊急度×重要度の判定、関係者への指示、報告タイミングの設計など、採点6軸(判断力・統率力・問題分析力・計画組織力・対人関係力・主体性)に直結する行動を学べます。
若手社員から定例レポート作業の自動化案が提案された。試算では月20時間の削減効果。導入は来期からでも問題ない。
登場人物:山本主任
関係部署:業務改善推進室
テーマ分類:業務改善
ボトムアップの業務改善提案はパターン11の典型で、頭ごなしに却下したり丸投げで放置したりすると現場の自走文化が一気に冷えます。緊急性は低い一方で効果が大きいため、B優先で本日中に提案者を推進役に任命し、PoC計画と費用対効果の試算を依頼するのが定石です。中間レビューと関係部署巻き込みをセットで設計し、来期導入の決裁ルートも上長と並行確認しておくと、人材育成と成果創出を両立できます。詳細は ref/chapter08-case-patterns.md「パターン11 業務改善提案」を参照。
判断:Bランクとして提案者を推進役に実現性検証を指示する。
理由:効果が大きいが緊急性は低く、若手の成長機会としても重要なため計画的に推進すべきため。
対応:提案者にPoC計画と費用対効果の試算を1週間で依頼。中間レビューを設定して情シスや関係部署と調整しつつ、来期導入の決裁ルートを上長に確認する。