ケース004:パターン8「ハラスメント報告」(上級)

本ページは代表ケース004を題材に、インバスケット試験で頻出する「ハラスメント報告」(パターン8・難易度上級)の判断・指示・委任のポイントを、単独URLで体系的に学べるよう構成しています。

想定読者は管理職昇進試験などで「ハラスメント報告」型の案件処理を訓練したい社会人です。本ケースを通じて、緊急度×重要度の判定、関係者への指示、報告タイミングの設計など、採点6軸(判断力・統率力・問題分析力・計画組織力・対人関係力・主体性)に直結する行動を学べます。

ケース概要:ハラスメント相談の申告

女性社員から「上司から繰り返し不適切な言動を受けている。匿名で相談したい」とのメールが届いた。証拠のメモも添付されている。

登場人物:佐藤課長

関係部署:人事部 / コンプライアンス室

テーマ分類:法令対応

正解優先度:A優先(最優先)

ハラスメント案件はパターン8に該当し、コンプライアンス・人権・組織責任の三重リスクを抱えるためA優先です。受理者は事実認定に立ち入らず、報告者の安全確保と守秘の徹底、人事・コンプラ部門への正式エスカレーションが最初の一歩となります。当事者を分離する暫定措置と二次被害防止の仕組み(接触機会の遮断・証拠保全)を同日中に設計し、自分は通報者の窓口に徹します。詳細は ref/chapter08-case-patterns.md「パターン8 ハラスメント報告」を参照。

模範回答の骨格

判断:Aランクとして即時に正式ルートで取り扱う。

理由:ハラスメントは人権・コンプライアンス案件であり、放置は二次被害と組織責任の拡大に直結するため。

対応:報告者へ受領と守秘の徹底を伝え、人事・コンプラ部門に正式エスカレーションする。当事者を分離する暫定措置を検討し、自分は事実認定に立ち入らない。

関連リンク:パターン8「ハラスメント報告」解説リファレンス:案件パターン別攻略(chapter08)